古美術永澤では香合の買取を行っています。
香合は蓋つきのお香を入れる小さな入れ物のことで、茶道で使われる茶道具です。
合子(ごうす、ごうし)とも呼ばれ、さまざまな形や素材で作られ、茶道具の中でも収集家が多いアイテムで現在でも人気があります。
香合は季節によって使用する香合の素材が変わります。
【冬季】 炉(11月~4月) | 【夏季】 風炉(5月~10月) | 【通年】 炉・風炉兼用 |
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陶磁器の香合 粉末の香木を蜂蜜などと練って固形にした「練香」を用います | 漆器や木・竹製の香合 白檀や伽羅・沈香など香木を小さく割って入れておきます | 蛤など貝類や金属製の香合 |
香合は、動植物や人物、生活用品や家などさまざまな形があり、その人気から江戸時代には、「型物香合番付表」(安政2年1855年)まで作られました。
染付85種、交趾64種、青磁29種、祥瑞19種、呉須16種、宋胡禄2種の計215種の唐物の香合が選出され、さらに、行司に塗物香合3種、頭取に和物の焼物7種が選ばれ、勧進元に呉須台牛と紅毛2種の計3種、差添に南蛮・寧波染付の2種の、総計230種の香合が記されています。
(横綱は無く、東の大関は交趾の大亀、西の大関は染付の辻堂が選出されています。)
古美術永澤では香合の買取に力を入れています。
もし、お手持ちの香合の買取をお考えでございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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