鵬雲斎の書をお譲りいただきました。
「鶴吟千年松」 つるはぎんずせんねんのまつ
汎叟宗室 鵬雲斎(はんそうそうしつ ほううんさい)は裏千家第15代家元。
京都に生まれ、学徒出陣により海軍に入隊。戦後は同志社大学を卒業し、大徳寺管長後藤瑞巌老大師につき得度、ハワイ大学で美学を専攻するなど精力的に修行に励みます。
父の淡々斎宗室が旅行中に急逝するとともに裏千家15代を襲名し、2002年長男に家元を譲りましたが、現在も日本・国連親善大使、外務省参与、日本・国連ユネスコ親善大使を務めるなど内外で活躍しています。
茶掛について
茶掛けには、一行書、消息、画賛などがあり、禅僧・茶匠・数寄者・歌人・画家などによって書かれていますが、茶道の家元の書いた作品は特に人気があります。
関連買取実績
-
2020.04.04
-
川喜田半泥子の茶碗をお譲りいただきました。 半泥子の日記『泥仏堂日録』によると、幼いころから焼き物に関心を抱き、47歳には津市南郊の千歳山に築窯するも、自らが作陶をはじめたのは50歳を過ぎてから...
2019.09.10
-
初代 徳田八十吉(とくだ やそきち)の香炉をお譲りいただきました。 初代徳田八十吉は明治6年、石川県能美郡小松大文字町(現小松市)の染物屋に生まれ、幼少の頃から日本画家を学び公暉と号しました。松...
2019.07.26
-
呉州染付菱馬水指をお譲りいただきました。 「菱馬(ひしうま)」は、菱形の胴に馬の絵が描かれた、人気の高い形物水指の一つです。 菱形の長手の両隅を落とした形をしており、正面には大きく枠どられた団...
2018.08.02