前田青邨の掛け軸をお譲りいただきました。
前田青邨は大和絵の伝統を学び、歴史画、肖像画、花鳥画と幅広く制作しました。
晩年には、法隆寺金堂壁画の再現模写や高松塚古墳壁画の模写等、文化財保護事業に携わり、その遺志は青邨の弟子の平山郁夫等にも引き継がれています。
今回の掛け軸は牡丹を描いた図となっています。
赤い大輪の牡丹を紙面の下ギリギリに配置し思い切った余白の使い方の作品です。
関連買取実績
-
2024.02.21
-
棟方志功の「躍鯉図」をお譲りいただきました。 棟方志功は昭和時代の作家ではありますが、骨董買取の世界でも高く評価されています。 棟方の代名詞といえば版画(板画)ですが、実は肉筆画(倭画)でも多...
2024.02.19
-
小村 雪岱(こむら せったい)の掛軸です。 小村 雪岱は大正〜昭和初期の日本画家であり、版画家、挿絵画家、装幀家など多岐にわたり評価されています。 本名は泰助といい、16歳の時に画家を志して日...
2020.04.04
-
鏑木清方の掛軸です。 鏑木清方は近代日本画の美人画家として、上村松園・伊東深水に並び称される一人です。時代の風情の中に静かに佇む女性を描く画風で人気があります。 東京神田に生まれた清方...
2020.02.19