武者小路実篤の「天味無限」をお譲りいただきました。
武者小路実篤は志賀直哉、柳宗悦らとともに白樺派に属し、思想活動や多くの小説を残したことで知られています。
また若い頃から美術への関心が深く、『白樺』でも西洋絵画や彫刻の図版、評伝・評論を掲載するなど、美術に関する著作が数多くあります。
37歳ごろから絵筆をとり、水彩画や油彩画を描くようになります。
素朴な中にある純粋な美しさ。観る側が親しみを感じずにはいられない独特の画風は、今も多くの人々を魅了し続けています。
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