西洋アンティーク買取 2016.03.05
マイセン Xフォーム カップ&ソーサー です。
17世紀のヨーロッパでは、純白で薄く、艶やかな硬質磁器が大変貴重で、中国磁器や日本の伊万里焼きなどが大流行していました。列国王侯貴族たちは競って製法開発に挑み、中でも芸術を愛したドイツのザクセン選帝侯アウグスト強王は、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを幽閉し研究させるほど熱心でした。1709年、苦難の末に白磁製法を解明し、翌1710年マイセンにヨーロッパ初の硬質磁器窯が誕生します。それから300年以上にわたる現在においても「マイセン」は世界中から愛されています。
今回のカップ&ソーサーは、白を基調とした小花柄に金彩で彩られた美しいシリーズです。
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