堆朱の筆をお譲りいただきました。
堆朱は彫漆の技法のひとつで、漆をベースの上に塗り重ね層をつくり、文様をレリーフ状に掘り出すという大変時間と技術・手間のかかる技法です。
文房四宝が大切にされてきた中国では、精密な彫刻を施した堆朱の筆が盛んに制作され、明代の堆朱の筆は国立博物館にも所蔵されています。
堆朱の筆は現代の万年筆のような形でキャップがついているのが特徴です。
古美術永澤では、古い堆朱の作品を高く評価しています。
もしお手元に気になるお品がございましたらご相談ください。
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