松田正平まつだ しょうへい

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    松田正平(まつだ しょうへい、1913年(大正2年)1月16日 - 2004年(平成16年)5月15日)は、昭和・平成期の洋画家である。国画会を中心に出展。周防灘をモチーフにスケッチを続ける。簡潔素朴なフォルムと明快な色彩を特色とし,独自の詩境を展開した。
    松田は、1913年(大正2年)島根県に生まれ、1921年(大正10年)には山口県宇部市にある松田家の養子となる。1937年(昭和12年)に東京美術大学を卒業し、フランスに留学する。その後1939年(昭和14年)に第二次世界大戦が始まり帰国する。1943年(昭和18年)、30歳の時にパリで知り合った吉川精子と結婚し、横浜に新居を構える。1951年(昭和26年)に銀座フォルム画廊で初めての個展を開催し、その後定例化した。1957年(昭和32年)には郷里での初めての個展を宇部市明幸堂画廊で開催。1976年(昭和51年)に現代画廊の洲之内徹氏を知る。1984年(昭和59年)、新潮文芸振興会から第16回日本芸術大賞を受賞。1986年(昭和61年)には昭和61年度宇部市芸術文化特別功労賞を受賞した。1993年(平成4年)、平成5年度山口県選奨(芸術文化功労)を受賞。1999年(平成11年)、阿曾美術で初めての書の展覧会「松田正平書展」を開催する。2001年(平成14年)には平成14年度文化庁長官表彰を受ける。その後2004年(平成16年)に宇部中央病院で死去した。

    松田正平の代表的な作品

    • 「地図」
    • 「或るゑかき」
    • 「周防灘」シリーズ

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