金森映井智かなもり えいいち

金森映井智(かなもり　えいいち　1908年(明治41年)‐2001年(平成13年))は日本の彫金家。富山県出身。本名は栄一。

内島市平に師事。彫金、鋳金、鍛金、板金など、金工の幅広い知識を習得した。

幾何学模様の象眼をほどこした花器を制作、平成元年には、国の重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定される。
また、日本画を中島秋圃に学ぶ。
高校卒業後は内島の内弟子として二年間彫金技法を学び、職人ではなく作家としての道を歩む。



1946年　日展初入選、以後毎回入選
1957年　日本伝統工芸展入選以後毎回入選
1962年　日本工芸会正会員に認定
1970年　東照宮　立木観音堂天蓋金具製作
　　　　富山県政功労者表彰受賞（美術）
1971年　法隆寺　金山寺大航路象嵌協作
1976年　日本伝統工芸展　高松宮総裁賞受賞
1980年　勲四等瑞宝章受賞
 
1989年　重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定される
2001年　逝去