高田博厚たかた ひろあつ

高田博厚（たかた　ひろあつ　1900年(明治33年)‐1987年(昭和62年)は日本の彫刻家、思想家。石川県出身。
彫刻において、オーギュスト・ロダン、アントワーヌ・ブールデル、アリスティド・マイヨールといった
近代彫刻の流れを吸収し、西洋的な人体造形が特徴的な作風で知られている。
また、フランスでは作家のロマン・ロナン、哲学者のアラン、画家のジョルジュ・ルオーなどと交流。

1900年　石川県で生まれる
1912年　父の蔵書を読み、ロマン・ロナンの「ジャン・クリストフ」に感化される。当時12歳。
1922年　コンディヴィの『ミケランジェロ伝』の翻訳を行う
1931年　妻と子供を残して渡仏。
1937年　在欧日本人向けに、謄写版刷りの日刊『日仏通信』を始める
1938年　パリ日本美術家協会を設立
1940年　毎日新聞の特派員になる
1944年　駐独大使大島浩の命令で、在仏日本人とともにベルリンへ移される
1945年　ドイツ降伏後ソビエト軍に保護される
1948年　カンヌ国際映画祭日本代表をつとめる
1949年　読売新聞嘱託となる
1957年　帰国
1966年　鎌倉市稲村ヶ崎にアトリエを建てる。
1978年　逝去。
他にもロマン・ロナンの訳書などを著作。