唐雲の買取
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唐雲(とううん、1910-1993年)は、国近代の書画家である。字は侠塵、号は葯城、葯塵、葯翁、老葯、大石、大石翁、画室を大石齋、山雷軒と称した。中国浙江省杭州市に生まれる。
家庭の影響で幼少期より絵画を好む。美術学校に通う事はなかったが、1938年から上海美術専門学校に勤めるなど長年美術教育に従事した。
その後は上海市美術家協会副秘書長や展覧部部長、上海美術専科学校国画系主任、上海博物館鑒定委員、上海中国画院副院長等の職を歴任。また、1960年に第三次全国文代会、1979年には第四次全国文代会に出席している。
一方で書にも長じており、草・篆・行書を得意とした。詩文も工で、鑑定にも高い審美眼を持ち合わせていた。闊達とした度量で知られる唐雲は、上海芸術界において人望をも厚かった。
作品は主に花鳥画を能く描き、山水画・人物画なども描多く残されている。伝統絵画を非常に好み、石濤・八大山人らや、その影響を受けた呉昌碩・斉白石らの書画を多く収集していた。それらの伝統を自身の画に取り入れ、独自の画風を確立。重厚でありながらも活き活きとした描画であり、色彩には自然な鮮やかさがある。
年表
1910年 中国浙江省杭州市に生まれる
1938年 上海美術専門学校に勤める
1960年 第三次全国文代会に出席
1979年 第四次全国文代会に出席
1993年 死去
家庭の影響で幼少期より絵画を好む。美術学校に通う事はなかったが、1938年から上海美術専門学校に勤めるなど長年美術教育に従事した。
その後は上海市美術家協会副秘書長や展覧部部長、上海美術専科学校国画系主任、上海博物館鑒定委員、上海中国画院副院長等の職を歴任。また、1960年に第三次全国文代会、1979年には第四次全国文代会に出席している。
一方で書にも長じており、草・篆・行書を得意とした。詩文も工で、鑑定にも高い審美眼を持ち合わせていた。闊達とした度量で知られる唐雲は、上海芸術界において人望をも厚かった。
作品は主に花鳥画を能く描き、山水画・人物画なども描多く残されている。伝統絵画を非常に好み、石濤・八大山人らや、その影響を受けた呉昌碩・斉白石らの書画を多く収集していた。それらの伝統を自身の画に取り入れ、独自の画風を確立。重厚でありながらも活き活きとした描画であり、色彩には自然な鮮やかさがある。
年表
1910年 中国浙江省杭州市に生まれる
1938年 上海美術専門学校に勤める
1960年 第三次全国文代会に出席
1979年 第四次全国文代会に出席
1993年 死去
唐雲の代表的な作品
- 「雄鶏図」
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